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質屋業界で話題のラボグロウンダイヤモンドとは?

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質屋業界で話題のラボグロウンダイヤモンドとは?

質屋業界で話題のラボグロウンダイヤモンドとは?

2024/01/242024/01/31

近年、質屋業界でも注目を集めているラボグロウンダイヤモンドという言葉。このダイヤモンドは何が特別なのでしょうか。今回はその詳細についてご紹介します。

目次

    ラボグロウンダイヤモンドとは何か?

    ラボグロウンダイヤ(Lab Grown Diamond)は、天然のダイヤモンドと同じような物質組成を持つ人工のダイヤモンドです。通常のダイヤモンドが地下深くで数億年かけて自然に形成されるのに対して、ラボグロウンダイヤは実験室で人工的に作られます。

    ここでポイントとなるのは、天然のダイヤモンドとラボグロウンダイヤの物理的・化学的な性質がほぼ同じであることです。両者とも、ほぼ純粋な炭素からなる結晶構造を持っています。

    これにより、見た目や硬度、輝きなどが本物のダイヤモンドと同じであり、専門家でも区別が難しいことがあります。

    質屋業界で注目される理由とは?

    ラボグロウンダイヤが誕生した当初から、質屋業界はもちろんのこと、世界各国のジュエリーブランドやハイファッションブランドも注目している次世代のダイヤモンドです。

    ラボグロウンダイヤが注目される理由は以下の通りです。

    ①エシカル性と環境への配慮: ラボグロウンダイヤは、採掘されたり、紛争ダイヤモンド(いわゆる「血ダイヤモンド」)と関連があることがないため、エシカルな選択肢と見なされています。また、天然のダイヤモンドの産出には採掘に伴う環境影響がある一方で、ラボグロウンダイヤの製造は比較的環境にやさしいとされています。

    価格の魅力: ラボグロウンダイヤは、天然のダイヤモンドよりも製造プロセスが効率的であるため、一般的には価格が手頃であるとされています。これは、予算に制約のある人々にとって魅力的な要素となります。

    ③品質の一貫性: ラボでの製造プロセスは厳密に管理されているため、製造されるダイヤモンドの品質に一貫性があります。天然のダイヤモンドは、産地や採掘方法によって品質が異なることがありますが、ラボグロウンダイヤはより均一な品質が期待できます。

    ④新しいデザインの可能性: ラボグロウンダイヤは制御された条件で生成されるため、形やカラーなど、新しいデザインのダイヤモンドが作りやすくなります。これにより、独自のジュエリーデザインが可能となります。

    ⑤透明性とトレーサビリティ: ラボグロウンダイヤは製造プロセスが透明であり、その経緯がトレーサビリティ(追跡可能性)の観点から把握しやすいです。一方で、天然のダイヤモンドの産地や採掘状況が十分に把握されることが難しい場合があります。

    これらのメリットは、個人の価値観や好みによって異なりますが、エシカルな観点や予算の範囲内で美しいダイヤモンドを手に入れるという点で、多くの人にとって魅力的な選択肢となっています。

    天然ダイヤモンドとの違いは?

    天然ダイヤモンドの生成は、地球の深部での高温高圧の環境で行われる自然のプロセスです。また、生成にかかる期間は数億年から数十億年と言われています。

    ラボグロウンダイヤの製造プロセスは、高温高圧法や化学気相成長法などがあります。これらの方法は、自然界でのダイヤモンド生成プロセスを模倣していますが、実験室の制御された環境で効率的に行われます。製造期間はわずか数週間しかかかりません。

     

     

    ラボグロウンダイヤの将来展望は?

    ダイヤモンド業界のリサーチ会社であるエダン・ゴランによると、ラボグロウンダイヤモンドはダイヤモンド市場全体の17%強を占めており、ラボグロウンダイヤモンドの売上高は2021年から2022年にかけて38%急増し成長率は加速していると述べています。

    ラボ グロウン ダイヤモンドに対する需要が高まっている理由は以下の通りです。

    ①手ごろな価格:ラボ グロウン ダイヤモンドは、天然ダイヤモンドよりも手頃な価格であるため、消費者にとって魅力的な選択肢となっています。ラボ グロウン ダイヤモンドの価格は通常、天然ダイヤモンドの価格よりも 30 ~ 40% 低いようです。

    ②SDGsにマッチ: 天然ダイヤモンドは、児童労働や搾取などの非倫理的な慣行に関連付けられることがよくあります。 一方、ラボ グロウン ダイヤモンドは、管理された環境で生産されるため、倫理的な懸念はありません。また、環境に優しいことも、ラボ グロウン ダイヤモンドの需要を促進する重要な要因となっています。天然ダイヤモンドの生産には採掘が必要であり、環境に深刻な影響を与える可能性があります。一方、ラボ グロウン ダイヤモンドの製造は、採掘を必要としないため、環境にやさしいプロセスです。そのため、SDGsを意識している消費者にとって魅力的な選択肢となります。

     

     

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