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今日の金相場分析!日本の質屋業界で金の価値を読み解く

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今日の金相場分析!日本の質屋業界で金の価値を読み解く

今日の金相場分析!日本の質屋業界で金の価値を読み解く

2023/11/302023/12/03

投資家のみならず、資産運用をしたい方、そして日々取り扱う私共質屋にとって、金は常に重要な存在です。その価値を理解するためには、金相場を分析することが欠かせません。では、今日の金相場はどうなっているでしょうか?この記事では、最新の金相場情報をお届けしながら、金の価値を読み解いていきます。

目次

    金相場の最新情報をチェック!

    今回は、質屋でお取引されているお客様に向けた、金相場の最新情報についてお伝えします。 最近の金相場は、大きく変動しております。10月末までは、昨年の高値を更新する勢いで上昇していましたが11月に入ってからは、急落する場面も見られました。ところが、国際指標のニューヨーク先物は2024年2月物が日本時間12月2日朝の取引で一時1トロイオンス(約31.1グラム)2095.7ドルまで上昇。20年8月につけたこれまでの最高値(2089.2ドル)を上回ったというニュースが飛び込んできました。このような状況の中、質屋では、お客様に正確な金価格で査定をするため、日々市場動向を注視しています。最新の金相場については、当店でも常に情報収集を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。 また、お客様が不要になった金製品をお持ちの場合は、いつでも質預かり・買取を行っております。金相場の変動によって、評価額が日々変わりますが、数グラム程度の商品ですと日々の相場変動による影響はさほど大きくありませんので、数を集めてお持ちいただく方がよいでしょう。 なお、当店は信頼性の高い質預りサービスをご提供しており、金製品の他にも、宝石・ブランド品・貴金属などの査定も行っています。計画外にお金が急に必要になった際は、ぜひ一度ご相談ください。 以上、金相場の最新情報と当店のサービスについてご紹介いたしました。今後も、お客様にとって役立つ情報を発信してまいりますので、よろしくお願いいたします。

    質屋業界での金の取引価値とは?

    質屋業界での金の取引価値は、市場価値に基づいて決定されます。金のインゴッドバーは、世界的な現金化通貨であり、高い受け入れ度と流動性を持っています。しかし、質屋が取り扱う金はネックレス、指輪などジュエリーに加工されたものがほとんどです。そのため、新聞や大手地金商が公表している金相場(インゴット相場)とは若干の違いが生じます。質屋は、金を国際相場価格で売買しているわけではないからです。特に質預かりの場合は、担保として金製品をお預かりするため相場変動リスクを抱えます。質預かりをしたお品物を全てのお客様が手元に戻すわけではなく、お金の工面ができず、あるいは「やっぱり不要だから」と放置して質流れ品となるケースがあるのです。契約日から3か月を超えて、お客さまが受け戻しにこなかったり、延長手続きをしなかった品物は保管期限切れの「質流れ品」となり質屋側に所有権が移り、売却処分されることになります。3か月後に契約日より金相場が下降した場合は元本割れとなり質屋側に損失が出ることになりますので、そのリスクを勘案し概ね契約日の買取相場価格より割り引いた価格での質預かりをすることになるので。金相場が上がった場合は余剰利益がでることになりますが、相場に敏感なお客様は「おっ、流したら損だ!」と延長手続きをしたり、受け戻しにお見えになります。従いまして、金相場の変動で損をすることはあっても、得をすることはほとんどありません(涙)。

    さきほど、「インゴットバーとジュエリー加工された金製品とは相場価格が異なる」と申し上げました。その理由をざっくり説明いたします。インゴットバーはそのままの状態で世界中で取引ができます。しかし、500g未満の地金製品(インゴットやコイン等)を売買するにはバーチャージという手数料がかかります。たとえばA社の場合、20g未満の金を買取る場合に1製品につき2200円の手数料がかかります。

    例)インゴット買取相場が1万円の時に、5gのインゴットを売却

    10000円×5g-2200円=手取り47,800円(税込)となり、1gあたり実質単価は9560円。

    また、同じA社の場合の18金製品の買取価格は、インゴット価格のおよそ72%の買取価格となっています。インゴット価格1万円の場合、18金買取価格は1gあたりおよそ7200円です。A社は地金専門店なので宝石が入っている場合は買取対象外になったり、宝石の重量を差し引いて計算することになります。また、混雑時は待ち時間が2時間以上かかることも珍しくありませんし、各都市の中心部にしか窓口がないため出向くにも交通費もかかります。100g以上のインゴットをお持ちの方はバーチャージや交通費を支払ってでも大手地金商で売却するのがおトクですが、軽量のインゴットや24金以下の製品を売却するならば、お近くの質屋等で処分するのがおトクかもしれません。売却時の時間と手間、コストを考えてどこで売るのが効率がよいかを考えてみるのもアリかと思います。時は金なりといいますし・・・。

    日本の経済状況による金相場の変動とは

    日本の経済状況は、金相場の変動に大きな影響を与えることがあります。例えば、経済が好調であれば、需要が高まり金の価値が上昇する場合があります。また、円安の状況が続いている場合は、日本から金を輸入する際の価格が上がり、金価格の上昇につながります。逆に、景気が悪化し不安定であれば、投資家たちは金への需要を高め、金価格が上昇する可能性があります。ただし、日本の経済状況だけでなく、世界情勢や政治情勢によって金価格が動くこともあるため、質屋業界においては、常に注意が必要となっています。

    世界情勢と金価格にはどの様な関係があるのか

    世界情勢と金価格には深い関係があります。政治的な不安定さや経済の不確実性が高まると、多くの投資家は安全な投資先を求めて金に注目します。そのため、世界情勢が不安定になると、金の価格は上がりやすくなります。また、経済が低迷している場合にも、投資家は金を安全な選択肢として見ます。反対に、世界情勢が安定し、経済成長が期待されると、金の需要は減少する傾向があります。この場合、金利や株価が上昇することが多いため、投資マネーが債権や株式市場にシフトしやすいからです。しかし、金は通貨としての機能・価値があり、インフレーションが進行すると、通貨価値の保護として金を求める人々が増えるため、金の価格が上がります。質屋にとっては、世界情勢によって金の価格が変動するため、その価格を見極めながら買い取り価格を設定することが大切なポイントとなります。

    今後の金価格予想と、投資家へのアドバイス

    近年、世界的に金価格が高騰しており、今後も安定した需要が見込まれます。しかし、金価格は市場の需給バランスに大きく影響を受けるため、政治情勢や経済情勢の変化によって急激に変動することもあります。そのため、投資家には十分な情報収集が必要です。また、金の価値は時が経つにつれて上がる傾向があり、長期的な視点での保有が有効とされています。しかし、1980年に6495円とピークに達した大手地金商の1gあたりインゴット小売り価格が、99年には917円まで落ち込んだ歴史もありますので、油断は禁物です。長期的には上昇すると分析する専門家もありますが、警戒を怠ってはなりません。質屋では、金製品の買取りや担保融資を行っており、金価格の変動を注視していますが、株式市場と同様に相場変動を的中させることはたとえ神様でも不可能です。ご自身で相場を見極め、売却時期を選ぶことが重要です。

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